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.13平成26年4月期 決算短信〔日本基準〕(連結) IR(適時開示)リリース | 株式会社フルスピード

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全文

(1)

 

 

 

平成26年4月期  決算短信〔日本基準〕(連結)

 

 

 

 

平成26年6月13日

上場会社名

株式会社フルスピード

上場取引所  東

コード番号

2159

URL  http://www.fullspeed.co.jp/

代表者

(役職名)

代表取締役社長

(氏名)田中

伸明

問合せ先責任者

(役職名)

管理本部副本部長

(氏名)栗田

TEL  03-5728-4460

定時株主総会開催予定日

平成26年7月29日

配当支払開始予定日

有価証券報告書提出予定日

平成26年7月30日

 

 

 

決算補足説明資料作成の有無:

 

 

 

 

 

決算説明会開催の有無      :

 

 

 

 

 

 

百万円未満切捨て

1.平成26年4月期の連結業績(平成25年5月1日~平成26年4月30日)

(1)連結経営成績

(%表示は対前期増減率)

 

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

 

百万円

百万円

百万円

百万円

26年4月期

11,305

5.4

603

6.6

577

6.6

359

25年4月期

10,721

566

541

△254

 

(注)包括利益

26年4月期

362

百万円

(-%)

 

25年4月期

△259

百万円

(-%)

 

 

1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

自己資本

当期純利益率

総資産

経常利益率

売上高

営業利益率

 

円 銭

円 銭

26年4月期

23.52

62.9

18.0

5.3

25年4月期

△17.10

△53.9

16.9

5.3

 

(参考)持分法投資損益

26年4月期

百万円

 

25年4月期

百万円

(注)当社は、平成25年11月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、1株

当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株あたり当期純利益金額は、当該株式分割が、前連結会計年度の期首に

行われたと仮定して算定しております。

 

(2)連結財政状態

 

総資産

純資産

自己資本比率

1株当たり純資産

 

百万円

百万円

円 銭

26年4月期

3,279

747

22.8

48.96

25年4月期

3,147

394

12.5

25.88

 

(参考)自己資本

26年4月期

747

百万円

 

25年4月期

394

百万円

(注)当社は、平成25年11月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、1株

当たり純資産は、当該株式分割が、前連結会計年度の期首に行われたと仮定して算定しております。

(3)連結キャッシュ・フローの状況

 

営業活動による

キャッシュ・フロー

投資活動による

キャッシュ・フロー

財務活動による

キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物

期末残高

 

百万円

百万円

百万円

百万円

26年4月期

△9

△138

295

1,259

25年4月期

219

△192

△161

1,079

 

2.配当の状況

 

年間配当金 配当金総額

(合計)

配当性向 (連結)

純資産配当 率(連結) 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計

 

円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %

25年4月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -

26年4月期

0.00

0.00 0.00

27年4月期(予想)

0.00

0.00 0.00

 

 

 

3.平成27年4月期の連結業績予想(平成26年5月1日~平成27年4月30日)

 

(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

 

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

(2)

※  注記事項

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):

新規  -社  (社名)-、除外  -社  (社名)-

 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示

①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:

 

 

 

②  ①以外の会計方針の変更        :

 

 

 

③  会計上の見積りの変更        :

 

 

 

④  修正再表示        :

 

 

 

(3)発行済株式数(普通株式)

①  期末発行済株式数(自己株式を含む)

26年4月期

15,266,000

25年4月期

15,264,000

②  期末自己株式数

26年4月期

25年4月期

③  期中平均株式数

26年4月期

15,264,284

25年4月期

14,893,500

(注)当社は、平成25年11月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。これに伴

い、株式数は、当該株式分割が、前連結会計年度の期首に行われたと仮定して算定しております。

 

(参考)個別業績の概要

1.平成26年4月期の個別業績(平成25年5月1日~平成26年4月30日)

(1)個別経営成績

(%表示は対前期増減率)

 

 

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

 

百万円

百万円

百万円

百万円

26年4月期

7,665

△5.7

△37

△5

△23

25年4月期

8,129

100

376

△236

 

 

1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益

 

円 銭

円 銭

26年4月期

△1.55

25年4月期

△15.88

(注)当社は、平成25年11月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、1株

当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株あたり当期純利益金額は、当該株式分割が、前事業年度の期首に行わ

れたと仮定して算定しております。

 

(2)個別財政状態

 

総資産

純資産

自己資本比率

1株当たり純資産

 

百万円

百万円

円 銭

26年4月期

2,275

169

7.4

11.07

25年4月期

2,580

192

7.4

12.59

 

(参考)自己資本

26年4月期

169

百万円

 

25年4月期

192

百万円

(注)当社は、平成25年11月1日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。これに伴い、1株

当たり純資産は、当該株式分割が、前事業年度の期首に行われたと仮定して算定しております。

※  監査手続の実施状況に関する表示

この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続の対象外であり、この決算短信の開示時点において、連結財務

諸表に対する監査手続が実施中です。

 

※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

(将来に関する記述等についてのご注意)

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判

断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等

は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての

注意事項等については、添付資料P.2「1.経営成績・財政状態に関する分析」をご覧ください。

 

(3)

○添付資料の目次

 

1.経営成績・財政状態に関する分析 ………

2

(1)経営成績に関する分析 ………

2

(2)財政状態に関する分析 ………

4

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………

4

(4)事業等のリスク ………

5

2.企業集団の状況 ………

8

3.経営方針 ………

10

(1)会社の経営の基本方針 ………

10

(2)目標とする経営指標 ………

10

(3)中長期的な会社の経営戦略 ………

10

(4)会社の対処すべき課題 ………

10

(5)その他、会社の経営上重要な事項 ………

10

4.連結財務諸表 ………

11

(1)連結貸借対照表 ………

11

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………

13

連結損益計算書 ………

13

連結包括利益計算書 ………

15

(3)連結株主資本等変動計算書 ………

16

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………

18

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………

20

(継続企業の前提に関する注記) ………

20

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………

20

(連結貸借対照表関係) ………

21

(連結損益計算書関係) ………

21

(連結包括利益計算書関係)………

21

(連結株主資本等変動計算書関係) ………

22

(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ………

24

(ストック・オプション等関係) ………

25

(セグメント情報等) ………

26

(1株当たり情報) ………

29

(重要な後発事象) ………

29

5.個別財務諸表 ………

30

(1)貸借対照表 ………

30

(2)損益計算書 ………

32

(3)株主資本等変動計算書 ………

33

 

(4)

1.経営成績・財政状態に関する分析

(1)経営成績に関する分析

<当期の経営成績>

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の各種経済政策や金融緩和に対する期待感から円安・株高が進行し、個人消費や企業収益に

改善 がみ られ るなど 、景 気は 緩やか な回 復基 調で 推 移い たし ました 。し かし 、4月 からの 消費 税増 税に 伴う駆 け込 み需要 の反 動及 び消費 の

冷え込みによる国内経済への影響など、今後の動向が注目されております。

当社グループの主たる事業領域である国内インターネット広告市場におきましては、平成25年には 前年比8.1%増の9,381億円(出所:株

式会社電通「日本 の広告費」)となり拡大を続けております。また、スマートフォンやタブレット端末の普及等によるデバイスの多様化、

Faceboo kやTwitter 、LINEに 代 表され るソー シャル メディ アの普 及、膨大 なインタ ーネッ トユーザ ー情報 を処理 す る広告 関連技術 (アド テ

クノロジー)を活用したプラットフォームの開発・高度化が加速する 等、インターネットビジネス環境の変化は世界規模 で進展しており、

国内のみならずアジア圏においても更なる市場拡大が期待されております。

このような事業環境の下、当社グループは、“ Ad Technology & Marketing Company(アド・テクノロジー & マーケティングカンパニ

ー )” を コー ポレ ートス ロー ガン に掲 げ、 イ ンタ ーネッ ト広告代 理店事 業や 子会 社フォ ーイ ット が展開 する 『ア フィリ エイ トB』 等の 既

存 事 業 の 拡販 を 強 化 す る一 方 で 、前 連 結 会 計 年度 よ り 開 発 を 進め て ま い りま し た イ ン ター ネ ッ ト 広 告統 合 管 理 ツ ール 『 A dM at ri x D SP 』 、

『AdMatrix 3PAS』のサービス提供を開始するなどアド・テクノロジーカンパニーへの転換を企図した取り組みを進めてまいりました。

以上により、当連結会計年度における売上高は11,305,624千円(前年同期比5.4%増)、 営業利益603,395千円(前年同期比6.6%増)、経

常利益577,664千円(前年同期比6.6%増)となりました。また、過年度決算訂正関連費用94,182千円が発生したものの当期純利益は359,013

千円(前年同期は当期純損失254,640千円)となりました。

 

セグメント別の営業概況は次のとおりです。

 

<インターネット広告代理店事業>

当連結会計年度において、リスティング広告*1、SEM広告ソリューション*2、アフィリエイト広告*3などの各種サービスの拡販に引き続

き取り組んでまいりましたものの、今後、当社グループにおいて一層の事業拡大を見込むアドネットワーク事業の開発領域にリソースの一

部を投下いたしました。また、SEM広告ソリューションにおいても、コンテンツマネジメントに重点を置いたクライアント提案にシフトを

いたしております。

以上の結果、当事業の売上高は、当連結会計年度では7,391,225千円(前年同期比7.6%減)となりました。

 

<アドネットワーク事業>

当連結会計年度において、当社が新たに独自開発した新サービス『AdMatrix DSP(*4)』を主とするディスプレイ広告や、クライアント

の広告予算配分の最適化を支援する効果測定ツール『AdMatrix 3PAS(*5)』について、一般顧客にサービス提供を開始するとともに、更

なる顧客・売上拡大を見据えた体制構築を進めてまいりました。

また、子会社である株式会社フォーイットにおいて、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)*6として当社自社開発したアフ

ィリエイトプログラム『アフィリエイトB』の営業活動に注力した結果、当事業におけるプロモーション数・提携サイト数ともに、引き続

き順調に増加いたしました。

以上の結果、当事業の売上高は、当連結会計年度では5,360,686千円(前年同期比31.0%増)となりました。

 

<情報メディア事業>

当連結会計年度において、情報メディアサイトの運営、ディレクトリ登録サービス等の販売をいたしました。

以上の結果、当事業の売上高は51,940千円(前年同期比26.8%減)となりました。

 

<クリエイティブ事業>

当連結会計年度において、これまでの実績から蓄積されたノウハウを活かし、SEOやユーザビリティを考慮したサイト制作(Webサイト・

スマホ最適化サイト・Facebookページ等)やLP制作・バナー制作に取り組んでまいりました。

以上の結果、当事業の売上高は46,795千円(前年同期比26.3%減)となりました。

 

*1 リスティング広告 :検索したキーワードに応じて、検索エンジンの検索結果のページに設定された

広告枠に表示されるテキスト広告。

*2 SEM広告ソリューション :検索エンジンから自社Webサイトへの訪問者を増やしたい顧客に対して、SEO

(検索エンジン最適化)をはじめとする各種インターネット広告手法を用いて

課題解決するサービス。

*3 アフィリエイト広告 :Webサイトやブログ等が企業サイトへバナーやテキスト広告を張り、閲覧者がそ

の広告を経由して当該企業のサイトで会員登録したり商品を購入したりする

と、サイトの運営者に報酬が支払われるという成果報酬型の広告手法。

*4 DSP(Demand Side Platform) :広告出稿を行う広告主サイドが使用する広告配信プラットフォームのことで、

広告主サイドの広告効果の最大化を支援するツール。

*5 3PAS(3rd Party Ad Serving) :複数のメディアの広告を一括管理して配信・効果測定を行うアド

サーバー。第三者配信ともいう。

(5)

*6 ASP(アフィリエイト・サービス・

プロバイダー)

広告主とリンク元となるサイト運営者を仲介する業者。

 

(当連結会計年度における事業区分別販売実績)

セグメントの名称

当連結会計期間

(自 平成25年5月1日

    至 平成26年4月30日)

金額(千円) 構成比(%) 前年比(%)

インターネット広告代理店事業 7,391,225 65.4 △7.6

リスティング広告 4,517,398 40.0 △3.8

SEM広告ソリューション 1,067,409 9.4 △25.1

アフィリエイト広告 1,610,336 14.2 0.5

純広告 100,573 0.9 △42.4

ソーシャル・メディア他 95,508 0.9 △4.6

アドネットワーク事業 5,360,686 47.4 31.0

情報メディア事業 51,940 0.5 △26.8

クリエイティブ事業 46,795 0.4 △26.3

消去 △1,545,024 △13.7 0.9

合計 11,305,624 100.0 5.4

 

 

(6)

<次期の見通し>

当社グループが属しておりますインターネット広告市場につきましては、引き続きリスティング広告、アフィリエイト広告など市場拡大

が続くと予想しております。また、ディスプレイ型アドネットワーク市場についても、引き続き成長を続けると見込まれており、その広告

ネットワークを連携する様々なテクノロジーの需要も拡大するものと見込んでおります。

このような事業環境のもと、当社グループは、主力であるインターネット広告代理店事業において、運用効率ならびにサービス品質を向上

しつつ市場成長に併せた拡大を目指すとともに、環境の変化に対応しつつ安定的に収益を確保する体制構築を進めてまいります。

また、アドネットワーク事業につきましても、子会社フォーイットが営むアフィリエイト・サービス・プロバイダーの事業拡大を図ると

ともに、当社が営むディスプレイ型アドネットワークの事業領域においても、インターネット広告運用最適化統合プラットフォーム

「 AdMatrix(アドマトリックス)」シリーズなど、アドテクノロジーの開発に積極的に投資するとともにダイレクトセールスを強みに速や

かに収益化するための体制構築を目指してまいります。

以上により、平成27年4月期通期の連結業績は、売上高12,500百万円、営業利益750百万円、経常利益720百万円、当期純利益520百万円を

見込んでおります。

(ご参考)

当社は、現在、広告媒体などの販売代理を行う商材については、顧客が当社に支払う全額(取扱高の総額)を売上高に計上する会計基準

を採用しております。親会社であるフリービット株式会社が採用している売上計上基準に則した場合、リスティング広告及び純広告等の代

理販売を行った際に、当社が受け取るべき販売手数料部分のみが売上高として計上されることになります。この基準に則して、当社の平成

27年4月期連結売上高の予想値を算出した場合8,258百万円となります。

なお、総額または純額の売上計上基準のいずれかを採用した場合でも、各利益の数値は変わりません。

 

(2)財政状態に関する分析

当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比べ131,812千円増加し、3,279,393千円となりました。資産の内訳は、流動資産が

2,872,520千円、固定資産が406,873千円で、これは、現金及び預金が239,965千円増加したこと等によるものであります。

当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比べ220,580千円減少し、2,532,036千円、純資産合計は、前連結会計年度と比べ

352,393千円増加し、747,357千円となりました。負債の内訳は、流動負債が2,459,523千円、固定負債が72,513千円で、これは、主に短期借

入金が682,000千円増加したものの、債務保証の支払いにより、当時のアパレル子会社(旧ギルドコーポレーション株式会社)に対する債務

保証損失引当金が582,000千円減少したこと、長期借入金の減少347,350千円があったこと等によるものであります。純資産の内訳は、資本

金が799,298千円、資本剰余金が770,298千円、利益剰余金が△829,156千円、その他有価証券評価差額金が23千円、為替換算調整勘定が

6,893千円であります。自己資本比率は、22.8%となっております。

<キャッシュ・フローの状況>

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,259,994千円となり、前連結会計年度末に比べ180,977千

円増加しました。

当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、9,066千円のマイナスとなりました。これは、税金等調整前当期純利益458,835千円、仕入債務の

増減額103,678千円の計上があったものの、債務保証による支払額582,000千円があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、138,368千円のマイナスとなりました。これは、有形固定資産の取得による支出26,447千円、無形

固定資産の取得による支出117,921千円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、295,257千円となりました。これは、短期借入金の純増加682,000千円、長期借入金の返済による

支出387,200千円があったことによるものであります。

 

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は、株主に対する利益還元は重要な経営課題であると認識しており、内部留保による財務体質の強化を図りつつ、業績及び財政状態

の推移をみながら、配当を行うことを基本方針としております。

当期(平成26年4月期)につきましては、大幅な業績回復を実現いたしましたものの、財務体質の強化に加え、技術革新の中で競争力を

強化するための戦略的な投資など内部留保を優先するため、無配とさせて頂くことにいたしました。

次期(平成27年4月期)以降の配当につきましては、引き続き業績回復および、財政状態の改善が進むことを見込んでいることから、業

績動向、戦略的投資に必要な内部留保など総合的に判断しつつ、早期の復配に向けた検討を進めてまいります。

 

(7)

(4)事業等のリスク

必ずしもリスク要因とは考えていない事項についても、投資判断上重要であると考えられる事項については、積極的な情報開示の観点か

ら以下のとおり記載しております。

当社は、これらのリスクを十分に認識したうえで、その回避及び損害が発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する

投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。なお、文中における将

来に関する記載は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

 

① 事業環境について

(a)競合について

当社グループが事業を展開しているインターネット広告市場は、競合の多い業界であります。インターネット広告代理店事業及びアドネ

ットワーク事業においては、SEM(検索エンジンマーケティング)サービスやアフィリエイトサービスを提供する企業が大手のインターネッ

ト関連企業をはじめ多数存在し、広告サービスも多様化しております。また、情報メディア事業においては、様々なビジネスモデルのサイ

トが数多く存在し、常に新しいサイトが開発される等、厳しい競争環境が続いております。

このような環境のもと、当社グループは引き続き各インターネット関連事業の拡大及び競争力の維持・強化に努めてまいりますが、優れ

た競合事業者の登場、競合事業者によるサービス改善や付加価値の高いサイト・ビジネスモデルの出現等により、当社の競争力が低下する

可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(b)インターネット広告市場の動向について

近年、インターネット広告市場はインターネットの普及と急激な技術革新により、急速に拡大してまいりました。しかし、急激に景気が

悪化した場合、企業収益の大幅な悪化に伴う広告需要の減退が起こる可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありま

す。

 

(c)インターネット広告市場の技術革新について

インターネット関連分野における技術革新は速く、現在利用している技術や業界標準が急激に変化することが予想されます。また、技術

革新に伴い顧客ニーズが変化する一方、多様なニーズに即したビジネスモデル及びサービスの開発・進化が活発に進んでいます。当社グル

ープでは、そうした事態に対応するため、常に業界動向を注視し、迅速かつ適切な対応をしていく方針でありますが、そのために多額の支

出が発生することや、適切な対応がなされなかった場合に当社の競争力が低下することも考えられ、当社グループの業績に影響を及ぼす可

能性があります。

 

(d)インターネットを巡る法的規制について

当社グループの一部の事業は「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」及び、「特定商取引

に関する法律」の適用を受けております。現状においては、当該法律による規制の影響は軽微であると認識しており、このほかに当社グル

ープの事業を直接規制するインターネット関連の法的規制はありません。しかし、今後インターネットの普及に伴い、新しい法律や自主ル

ールが整備される可能性が高く、当社の事業が何らかの制約を受けることとなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があり

ます。

 

② 事業について

(a)SEM広告ソリューション等の運営体制について

当社グループの主力事業であるインターネット広告代理店事業は、主に検索エンジンを活用したマーケティング活動を支援するものであ

り、頻繁に行われる検索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)の変更及びリスティング広告の入札決定方式の変更といった検索エ

ンジンのシステム変更に迅速に対応していく必要があります。当社では、SEM広告ソリューションにおける専門性を有し、勉強会を通じた技

術向上を通じて、技術力の強化を図っております。

しかしながら、不定期に実施される検索エンジンの表示順位判定基準の変更に必ず対応できる保証はなく、その対応が適切に実施されな

かった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(b)検索エンジンの寡占状態について

当社グループのSEM広告ソリューションは、主に「Google」における検索結果の上位表示を目的としており、この検索エンジンを対象とす

る売上高はSEM広告ソリューション総売上高のほとんどを占めております。これは検索エンジンが寡占状態にあることに起因するものであり

ます。

しかし、今後はこれに代わる新たな検索サイトがユーザーを獲得することなども考えられ、そうした場合に適切な対応が行えなかった場

合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)

 

(d)特定取引先への高い依存度について

当社は、リスティング広告の販売を行うにあたり、ヤフー株式会社及びGoogle Inc.とリスティング広告サービスの販売代理店契約を締結

しており、それぞれの正規代理店となっております。平成26年4月期において両社のサービスに対する売上高の割合は、依然として高い状

況にあります。これは、現状のリスティング広告市場が両社による寡占状態にあることに起因するものです。当社は、両社との販売代理店

契約を継続する方針であり、現状、具体的な障害は存在しておりませんが、両社の販売代理店戦略の変更等により、当社との契約について

更新の拒絶や内容の改悪を求められる可能性もあり、その場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(e)特定事業への高い依存度について

当社では、インターネット広告代理店事業、アドネットワーク事業が売上のほとんどを占めております。インターネット広告代理店事業

では、SEM広告ソリューションやリスティング広告、アフィリエイト広告が大部分の売上を占めており、アドネットワーク事業においては、

アフィリエイト・サービス・プロバイダーの売上が大部分を占めております。ディスプレイ型アドネットワークなど新規事業の開発、販売

を進めておりますが、現在のところ、まだ規模が小さい状況です。

したがって、上記事業等に何らかの問題が生じた場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

(f)広告主、広告内容および媒体の審査体制について

当社グループは、反社会勢力、法令及び公序良俗に反する不良事業者とは一切関係を持たない方針であり、自社サイトに広告を掲載する

広告主及び広告内容、自社サイトにリンクを設置する他のサイト(以下「リンク先」)について、業界団体であるインターネット広告推進

協議会が定める基準のほか、独自の選定基準を定め、事前に審査する体制を構築しております。したがって、選定基準に抵触する広告主、

広告内容、リンク先との関係が生じる可能性は低く、現状問題は生じておりませんが、今後発生する可能性は皆無とは言えません。万一、

そのような事態が発生した場合には、当社グループの社会的信頼性の著しい低下を招く可能性もあり、その場合、当社グループの業績に影

響を及ぼす可能性があります。

 

(g)システムトラブルについて

当社グループは、リスティング広告、アフィリエイト広告、ディスプレイ型広告等の提供をインターネット環境において行っておりま

す。そのため、当社はサービスの安定供給を図るためのセキュリティ対策と、コンピュータウィルスやハッカーの侵入等を回避するために

必要と思われる対策を講じております。しかしながら、地震などの自然災害、停電など予期せぬ重大な事象の発生、新たなコンピュータウ

ィルスへの感染などにより、当社の設備またはネットワークに障害が生じる可能性があります。そうした事態が発生した場合には、一定期

間サービスの停止を余儀なくされる可能性があり、また、サービスの停止等に伴う信用の低下が営業活動に支障を及ぼすことも考えられ、

当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(h)新規事業の収益性について

当社グループは、顧客ニーズに則したサービスの提供を行うためには、新規に事業を立ち上げることも検討してまいります。新たに手掛

けた事業を早期に一定の事業規模にまで成長させ、市場における地位を確立するため、事業を推進する手段として必要が認められる場合に

は、システム開発への投資や第三者が運営するサイト及び企業の買収、資本業務提携の取り組みなどを行う可能性があります。今後も、当

社は事業の拡大に積極的に取り組んでまいりますが、システム投資や買収に伴う資金負担、広告宣伝費等の支出が発生し、収益性が向上し

ない可能性や、事業を推進する過程において予測とは異なる事態が生じ、投資回収が困難になる可能性があります。このように事業展開が

計画どおりに進まない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 

③ 経営体制について

(a)社歴が浅いことについて

当社は平成13年1月に設立された社歴の浅い会社であり、また、主要事業の開始時期についても、SEM広告ソリューションは平成14年6

月、リスティング広告は平成16年10月、その他の事業も同様にいずれも業歴が浅いことから、過年度の財政状態及び経営成績だけでは、今

後の当社の業績や成長性を判断する材料としては不十分な面があります。

 

(b)個人情報等の管理について

当社グループは、自社サイトの運営等において会員等の個人情報(氏名、メールアドレス、住所等)を取得しているため、「個人情報の

保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務が課されております。当社グループでは、個人情報及び顧客の企業情報等の

管理について、法令を遵守し、アクセス権限設定、従業員の行動管理等、情報の取扱いには細心の注意を払い、最大限の取り組みを行って

おります。しかし、万一、外部からの不正アクセスなどにより情報の外部流出が発生した場合には、当社に対して損害賠償請求がなされ、

また訴追等により、社会的信用を失う可能性があり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(c)人材の確保について

当社グループでは、今後も事業を拡大していく上で、必要な人材を十分に確保していくことが重要な課題であると考え、積極的に人材の

採用・育成を行っております。しかし、こうした活動が計画どおりに進まず、また幹部人材及び予想を上回る数の人材の社外流出があった

場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9)

 

④ 親会社との関係について

当社グループは、親会社であるフリービット株式会社を中核としたフリービットグループに属しており、同社は当社発行済株式の58.11%

を所有しております。フリービットグループは、同社を中核として、「Being The NET Frontier!(インターネットをひろげ、社会に貢献す

る)」という企業理念のもと、インターネットに関わるコアテクノロジーの開発とそのコアテクノロジーを基礎に様々なインターネットサ

ービスを実現するネットワーク及びサーバシステムを大規模に運用することで、高品質かつ非常にコストパフォーマンスの高いインターネ

ットサービスインフラを提供するSmartInfra(賢いインフラ)事業を行っております。

当社グループは、フリービットグループの中で、主には業界でも定評のあるインターネットマーケティングの事業領域における高度なノ

ウハウを活用し、法人顧客を対象に、各種サービスを総合的に提供する会社として位置付けられております。業務提携の詳細につきまして

は、両社協議の上で決定しておりますが、同社の当社グループに対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社グループの事業及び経営

成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑤ その他

(a)知的財産権について

当社グループは、第三者に対する知的財産権を侵害することがないように常に細心の注意を払って事業活動を行っておりますが、現在の

インターネット関連分野における技術の進歩の早期化、グローバル化により、当社グループの事業領域における知的財産権の現状を完全に

把握することは困難であります。現在までのところ、当社グループの認識する限り、第三者の知的財産権を侵害したこと及び侵害を理由と

した損害賠償等の訴訟が発生している事実はありませんが、今後当社グループの調査・確認漏れ、不測の事態が生じる等により、第三者の

知的財産権に抵触する等の理由から、損害賠償請求や使用差止請求等を受ける可能性があります。これらの事態が発生した場合には、当社

グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(b)訴訟の可能性について

当社グループはシステムの障害や重大な人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生した場合、また、取引先との関係に何らかの問題が生じ

た場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される可能性があります。損害賠償の金額、訴訟の内容及びその結

果によっては、当社グループの業績及び財政状態や社会的信用に影響を与える恐れがあります。

 

(c)配当政策について

当社は、株主に対する利益還元は重要な経営課題であると認識しており、内部留保による財務体質の強化を図りつつ、業績及び財政状態

の推移を考慮しながら、利益配当を行っていく方針であります。しかしながら、当社グループの事業が計画どおりに進展しない場合、業績

が悪化した場合、成長へ向けた投資に備え内部留保を優先する場合など利益配当が行えない可能性があります。

 

(d)投資有価証券における評価損による影響について

当社グループは、投資有価証券の評価基準及び評価方法として、切放し方式を採用しています。今後の個別の投資先の業績動向や経済情

勢等の変化等により、当社グループが保有する投資有価証券の価値が下落した場合には、評価損の発生により当社グループの業績に影響が

生じる可能性があります。

 

(e)繰延税金資産の回収可能性の評価における影響について

当社グループは、将来の課税所得の見積りに基づいて、繰延税金資産の回収可能性を評価しているため、その見積額が減少し繰延税金資

産の一部または全部を将来実現できないと判断した場合、あるいは税率変動などを含む各国税制の変更などがあった場合、その判断を行っ

た期間に繰延税金資産を減額し、税金費用を計上することになります。その結果として、当社グループの業績及び財務状況が影響を受ける

可能性があります。

 

(10)

2.企業集団の状況

当社グループ(当社および当社の関係会社)は、当社(株式会社フルスピード)、親会社1社、子会社3社により構成され「アド・テクノ

ロジーを基盤に、インターネットマーケティングを 必要とするあらゆる国内外企業を総合的に支援する」ことを事業方針としております。

この方針に基づき、インターネットマーケティングの 事業領域において、リスティング広告、SEM広告ソリューション、アフィリエイト広告

を中心とした各種サービス等の提供ならびに、アド・テクノロジーに関するサービスの開発・提供に取り組んでおります。

また、アジア展開の一環として中国(上海)にて事業展開を進めております。

 

当社グループの各事業の内容は次のとおりであります 。

<インターネット広告代理店事業>

現在、インターネット広告代理店事業は、「リスティング広告」、「SEM広告ソリューション」を主軸として、これらを提供する顧客のニー

ズに応じて、その他インターネット広告の代理販売、アクセス解析の代行等、付加サービスの 提供を行っております。

(1)リスティング広告

検索結果のページに設定された広告枠に表示されるテキスト広告(リスティング広告)は、検索サイトの閲覧者が検索サイト上に表示され

る当該広告主のテキスト広告をクリックした場合にのみ広告主の利用料が発生する仕組みとなっております。当社は、ヤフー株式会社および

Google Inc.などが提供するリスティング広告ならびにコンテンツ連動型広告の販売を行っております。また、運用面においては費用対効果の

高い広告を出稿できるよう、キーワードの選定、入札価格の調整、広告原稿の作成など全面的 にサポートを行っております。

(2)SEM広告ソリューション

当社は、検索エンジンを活用してサイトへの集客や企業広告を行う企業に対して、検索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)を解

析し、サイトの状態を最適化することにより、顧客 のサイトが検索エンジンからの評価を高められることを目的としたSEO(検索エンジン最適

化)サービスの提供を行っております。また、独自に開発した広告運用最適化プラットフォーム「AdMatrix」により、リスティング広告、

SEO、スマートフォン広告などの各種プロモーションを統合管理することで 、運用効果の高いサービスの提案・提供を行っております。

(3)その他(アフィリエイト 広告、純広告、ソーシャルメディア他)

当社は、Webプロモーションにおける顧客のニーズに応じて、当社子会社である株式会社フォーイットが運営するアフィリエイト広告の販売

代理や、純広告などリスティング広告以外の各種インターネット広告の販売代理の他、アクセス解析、入力フォーム最適化サービス、各種ツ

ールの提供等、付加サービスの提供等を行っております。

 

<アドネットワーク事業>

現在、アドネットワーク事業は、当社が営む「ディスプレイ型アドネットワーク」、当社の子会社である株式会社フォーイットが営む「ASP

(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)以下、ASP」が主力となっております。

(1)ディスプレイ型アドネットワーク

ディスプレイ型アドネットワークは、複数のWEBサイトの広告枠を束ね、その広告枠にディスプレイ広告を配信する広告ネットワークを指

し、複数の広告ネットワーク間で連携する仕組みとして、比較的高度なテクノロジー技術を必要とする成長市場として期待されております。

当社においても、この分野におけるサービス開発を進めるとともに、広告運用統合プラットフォーム「FullSpeed AdMatrix(フルスピード・

アドマトリックス)」の提供を行っております。

(2)ASP

アフィリエイトプログラムとは、広告主および提携サイトのネットワークを構築し、アフィリエイト 広告取引を仲介する情報システムで

す。平成22年4月に新設分割し設立した子会社である株式会社フォーイットが、当社が開発したアフィリエイトサービス「アフィリエイト

B」、「アフィリエイトBモバイル」を提供しております。

 

<情報メディア事業>

現在、情報メディア事業は、各種テーマに特化した「情報メディアサイト」を企画・制作し、広告枠および当該サイトの販売活動を行って

おります。

<クリエイティブ事業>

現在、クリエイティブ事業は、これまで蓄積されたノウハウを活かし、SEOやユーザビリティを考慮したサイト制作(WEBサイト・Facebook

ページ等)やバナー制作等の提供を行っております。

 

(11)

当社の事業系統図は以下のとおりとなります。

 

 

 

(12)

3.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは、親会社であるフリービット株式会社が掲げる「Being The NET Frontier! (インターネットをひろげ、社会に貢献す

る)」という企業理念に基づき、フリービットグループの一員として、インターネットマーケティングの領域で、優れたサービスを提供す

ることを通じて社会に貢献していくことを経営の基本方針としております。当社グループの強みであるインターネットマーケティング力を

活かし、優れたサービスの開発と高い顧客満足を提供する企業となることで、顧客、社員、株主、そして社会に貢献できるよう努めてまい

ります。

 

(2)目標とする経営指標

当社グループは、各期において設定する業績予想を達成することが最低限の使命であると考え、売上高及び営業利益を予算統制の主軸と

しております。経営資源の効率化に向け、資本収益率(ROA・ROE)及び労働生産性(従業員一人当たり売上総利益額)を管理指標とし、そ

の改善に努めると共に、コスト管理を徹底して行っております。

また、事業の陳腐化を防ぎ競争力の維持・増進を図るため、各事業の売上高利益率を注視しつつ、継続して業務改善に努める一方、新サ

ービスの開発に取り組んでおります。

 

(3)中長期的な会社の経営戦略

当社グループは、これまで多くの企業のWeb戦略に携わった経験や実績、及びそれらにより蓄積してきたインターネットマーケティングの

高度なノウハウを活かし、SEM広告ソリューション、リスティング広告、アフィリエイト広告、ソーシャルメディア活用サービス等のインタ

ーネットマーケティングの各種サービスを展開しております。引き続き、インターネットマーケティング支援に関わる研究を進め、顧客企

業のあらゆる課題やニーズに対応した優れたサービスを開発し、提供することで、顧客満足の向上に努めてまいります。また、中長期的な

経営戦略として、当社は、テクノロジーによる差別化と収益を生み出す新たなアドサービスを開発し続けられる会社となるべく、アドテク

ノロジー領域の研究とそれを担う人材の確保及び育成に努めてまいります。加えて、顧客企業のマーケティング支援能力を高めることにも

注力し、「アドテクノロジー&マーケティングカンパニー」として、当社はさらなる成長を目指し、企業価値の向上に努めてまいります。

 

(4) 会社の対処すべき課題

当社グループは、以下の6点を主な対処すべき課題として取り組んでおります。

① SEM手法及び実務体制の継続的な改良

当社グループの主力サービスであるSEOおよびリスティング広告(以下、SEMという。)は、検索エンジンを活用したマーケティング活動

を支援するものであります。頻繁に行われる検索エンジンの表示順位判定基準(アルゴリズム)の変更、リスティング広告の入札決定方式

の変更といった検索エンジンのシステム変更に迅速に対応するため、検索エンジンの対策手法やSEMの手法をより専門的に研究するほか、継

続的に実務体制を改良していくことが重要であると認識しております。当社グループではSEMにおける競争優位性を確保するため、勉強会を

通じた技術向上を通じて、技術力の強化を図っております。また、SEM技術者および実務スタッフの採用・教育、業務の効率化を継続的に行

ってまいります。

② アフィリエイト広告の事業規模拡大

子会社である株式会社フォーイットが「アフィリエイトB」のブランド名で展開するアフィリエイト・サービス・プロバイダー事業にお

いて、早期に一定の事業規模にまで成長し、市場シェアを拡大することが重要な課題であると認識しております。そのためには、自社開発

したアフィリエイトプログラム「アフィリエイトB」、「アフィリエイトBモバイル」の拡販と、提携サイト(パートナー)の拡充が必要

であるため、両者につき積極的な営業活動を行ってまいります。また、営業面を担当している当社と、運営面を担当している株式会社フォ

ーイットが、アフィリエイト広告の事業基盤の強化に継続して取り組むことで、事業拡大を図ってまいります。

③ インターネットマーケティングにおける新サービスの開発及びラインナップの拡充

現状、従来から定評のあるSEOやリスティング広告、アフィリエイト広告といった主力サービスが当社売上の大半を占めております。企業

のニーズに則したサービスの提供を行うため、効果的なインターネットマーケティングの実現に向けたソーシャルメディア活用サービスや

アクセス解析、入力フォーム最適化サービスなどの各種ツールを中心に、積極的にサービスメニューの拡充を図っております。企業のニー

ズに対応するため、幅広くインターネットマーケティング支援に関わる研究を進め、インターネット広告におけるテクノロジーの差別化

と、新たなアドサービスの開発に努めることは重要な課題であると認識しております。今後も、インターネットマーケティングに関するサ

ービスを総合的に提供していく方針であり、顧客志向を第一に考えた、様々なサービスの拡充に努めてまいります。

④ 営業体制の更なる強化

独自性の高いサービスを創出し、拡販していくためには、より強固な営業体制を確立することが重要であると認識しております。顧客の

ニーズを汲み取りながら適切なサービスを販売する直接販売の利点を活かし、顧客との信頼関係を構築することで、長期取引につながるも

のと考えております。そのため、顧客の属性やニーズに適した営業体制や営業手法の確立に加え、営業人員の増強や個々人の営業スキルの

向上にも努めてまいります。

⑤ 人材の育成・教育

当社グループは、事業を拡大していくうえで、必要な人材を十分に確保していくことが重要であると考え、高い専門性を有する人材およ

び管理職者の獲得、人材育成に注力してまいります。そのため、幅広い人材採用活動を行うほか、能力・実績主義の報酬体系の実施、教育

研修制度の充実、業務の合理化、外部ノウハウの活用など、積極的に取り組んでまいります。

⑥ 内部管理体制の強化とコーポレート・ガバナンスの充実

平成24年4月30日まで当社の連結子会社であった株式会社ベッコアメ・インターネットについて、平成25年6月、不適切な会計処理があ

ったことが判明し、過年度決算の訂正をいたすこととなりました。当社グループでは、持続的な成長と企業価値の向上のため、内部管理体

制の充実が不可欠であると認識しており、その強化を図るとともに、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいりましたが、今回

明らかになりました件を真摯に受け止め、今後このようなことが起きることが無いよう、今一度、役職員のコンプライアンス意識の向上、

当社連結子会社ならびに各事業の取引態様に即した内部管理体制を構築するなど、コーポレート・ガバナンス体制の強化に取り組んでまい

ります。

 

(5)その他、会社の経営上重要な事項

特に該当する事項はありません。

(13)

4.連結財務諸表

(1)連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(平成25年4月30日)

当連結会計年度

(平成26年4月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,020,030

1,259,994

受取手形及び売掛金

1,385,029

1,415,916

未収入金

3,544

1,986

前払費用

31,422

26,950

繰延税金資産

154,201

171,849

未収還付法人税等

104,579

その他

73,825

2,518

貸倒引当金

△35,444

△6,695

流動資産合計

2,737,187

2,872,520

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

72,374

73,579

減価償却累計額

△10,967

△22,507

建物(純額)

61,407

51,072

工具、器具及び備品

108,610

118,007

減価償却累計額

△73,551

△76,660

工具、器具及び備品(純額)

35,059

41,346

有形固定資産合計

96,466

92,419

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

80,062

113,343

その他

58,422

85,672

無形固定資産合計

138,485

199,016

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

37,212

33,247

破産更生債権等

311,410

322,159

関係会社出資金

41,973

差入保証金

95,234

81,570

その他

20

20

貸倒引当金

△310,410

△321,559

投資その他の資産合計

175,441

115,437

固定資産合計

410,393

406,873

資産合計

3,147,581

3,279,393

 

(14)

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(平成25年4月30日)

当連結会計年度

(平成26年4月30日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

942,664

1,046,343

短期借入金

※2

100,000

※2

782,000

1年内返済予定の長期借入金

387,200

347,350

未払金

42,190

40,613

未払法人税等

56,911

93,682

未払消費税等

30,840

55,125

賞与引当金

45,000

50,000

その他

145,938

44,408

流動負債合計

1,750,745

2,459,523

固定負債

 

 

長期借入金

419,850

72,500

債務保証損失引当金

※3

582,000

※3

繰延税金負債

21

13

固定負債合計

1,001,871

72,513

負債合計

2,752,616

2,532,036

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

799,070

799,298

資本剰余金

770,070

770,298

利益剰余金

△1,174,213

△829,156

株主資本合計

394,926

740,440

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

38

23

為替換算調整勘定

6,893

その他の包括利益累計額合計

38

6,917

純資産合計

394,964

747,357

負債純資産合計

3,147,581

3,279,393

 

(15)

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自

平成24年5月1日

平成25年4月30日)

当連結会計年度

(自

平成25年5月1日

平成26年4月30日)

売上高

10,721,721

11,305,624

売上原価

8,630,373

9,232,524

売上総利益

2,091,348

2,073,100

販売費及び一般管理費

 

 

役員報酬

56,391

62,928

給料及び手当

739,120

715,278

採用教育費

52,125

62,871

地代家賃

132,211

134,571

貸倒引当金繰入額

13,501

△17,600

減価償却費

57,070

36,682

のれん償却額

2,276

その他

472,520

474,974

販売費及び一般管理費合計

1,525,218

1,469,704

営業利益

566,130

603,395

営業外収益

 

 

受取利息

2,425

226

受取配当金

699

200

債権譲渡益

1,058

未払配当金除斥益

2,324

貸倒引当金戻入額

3,000

その他

3,426

756

営業外収益合計

9,933

4,183

営業外費用

 

 

支払利息

19,199

18,222

支払手数料

12,591

7,978

その他

2,554

3,713

営業外費用合計

34,345

29,914

経常利益

541,719

577,664

 

(16)

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自

平成24年5月1日

平成25年4月30日)

当連結会計年度

(自

平成25年5月1日

平成26年4月30日)

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

44,263

特別利益合計

44,263

特別損失

 

 

減損損失

※1

20,704

投資有価証券評価損

53

3,942

貸倒引当金繰入額

※2

154,827

債務保証損失引当金繰入額

※2

582,000

過年度決算訂正関連費用

94,182

その他

11,252

特別損失合計

748,133

118,829

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損

失(△)

△162,150

458,835

法人税、住民税及び事業税

90,480

117,470

法人税等調整額

2,375

△17,648

法人税等合計

92,856

99,821

少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主損益調

整前当期純損失(△)

△255,006

359,013

少数株主損失(△)

△366

当期純利益又は当期純損失(△)

△254,640

359,013

 

(17)

(連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自

平成24年5月1日

平成25年4月30日)

当連結会計年度

(自

平成25年5月1日

平成26年4月30日)

少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主損益調

整前当期純損失(△)

△255,006

359,013

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

△4,465

△14

為替換算調整勘定

3,579

その他の包括利益合計

△4,465

3,565

包括利益

△259,472

362,578

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

△259,105

362,578

少数株主に係る包括利益

△366

 

(18)

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 平成24年5月1日 至 平成25年4月30日)

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計

当期首残高 746,611 717,611 △919,573 544,648

当期変動額

 

 

 

 

新株の発行 52,459 52,459

 

104,918

当期純利益又は当期純損失

(△)

 

 

△254,640 △254,640

連結範囲の変動

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動

額(純額)

 

 

 

 

当期変動額合計 52,459 52,459 △254,640 △149,722

当期末残高 799,070 770,070 △1,174,213 394,926

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分 純資産合計

 

その他有価証券評価

差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累

計額合計

当期首残高 4,503 - 4,503 22,089 571,241

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

 

 

 

 

104,918

当期純利益又は当期純損失

(△)

 

 

 

 

△254,640

連結範囲の変動

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動

額(純額)

△4,465

 

△4,465 △22,089 △26,555

当期変動額合計 △4,465 - △4,465 △22,089 △176,277

当期末残高 38 - 38 - 394,964

 

(19)

当連結会計年度(自 平成25年5月1日 至 平成26年4月30日)

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計

当期首残高 799,070 770,070 △1,174,213 394,926

当期変動額

 

 

 

 

新株の発行 228 228

 

457

当期純利益又は当期純損失

(△)

 

 

359,013 359,013

連結範囲の変動

 

 

△13,956 △13,956

株主資本以外の項目の当期変動

額(純額)

 

 

 

 

当期変動額合計 228 228 345,056 345,513

当期末残高 799,298 770,298 △829,156 740,440

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分 純資産合計

 

その他有価証券評価

差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累

計額合計

当期首残高 38 - 38 - 394,964

当期変動額

 

 

 

 

 

新株の発行

 

 

 

 

457

当期純利益又は当期純損失

(△)

 

 

 

 

359,013

連結範囲の変動

 

3,313 3,313

 

△10,642

株主資本以外の項目の当期変動

額(純額)

△14 3,579 3,565

 

3,565

当期変動額合計 △14 6,893 6,879

 

352,392

当期末残高 23 6,893 6,917 - 747,357

 

参照

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